



朝のニューヨーク。血まみれの半裸姿でさまよい歩く若い女性が警察に保護される。なにも話さず、所持品は「ホリス・M・ナイ」という弁護士の名刺だけだった・・・。半年前。ロースクールを出たばかりのエレン・パーソンズは、ホリスの弁護士事務所で好待遇を提示されるが、実は有名な敏腕弁護士パティ・ヒューズとの面接予定があることを打ち明ける。それを聞いたホリスはエレンに「パティの事務所に行けばダメになる」と心配そうに忠告し、差し出した名刺にサインをさせる。そこには「私は警告を受けました」と書かれていた・・・。 |
保護したエレンの部屋を調べた警察は、バスルームで恋人デービッドの死体を見つける。凶器は自由の女神の形をしたブックエンドだった・・・。半年前、エレンがパティのことを信じ始めたころ。パティはフロビシャーが株売却前にフロリダでブローカーと接触したことを証明する必要があった。デービッドの姉ケイティは、フロリダでのフロビシャーのイベントがきっかけで、レストラン開店に出資してもらっていた。裁判に巻き込まれることを渋っていたが、パティがフロビシャーの仕業に見せかけた脅しのせいで証言をする気になる。 |
パティは担当判事トゥーミーから、訴訟を棄却されたくなければ、理由を示す準備書面を提出するよう命じられ、スタッフ全員に総力をあげての書類作成を指示。その直後、パティに手りゅう弾の入った小包が届く。以前にも訴訟相手に逆恨みされ、襲われて重傷を負ったことがあった。心配した夫のフィルは彼女に警護をつける。 |
ケイティはフロリダの駐車場で、フロビシャーのリムジンに男が乗り込むのを目撃していたが、男の顔をはっきりと覚えていなかった。ケイティは一緒にいたグレッグにも証言を頼むが、不倫である彼女との仲が妻に知られては困ると拒まれていた。だがある日、グレッグがテレビでその男を見たと言い出す。それはフロビシャーのブローカーのアシスタント、ルーク・リチャーズだったという。ケイティは迷いながらも、自分の目撃証言としてエレンに話をする。証人としての有効性を試されることになったケイティは、パティの前で模擬尋問を受けることに。 |
カトラーから共同経営権などの好条件を提示されたトムは、事務所移籍に心が動く。パティにグレッグがフロビシャーと同じ日に株を売り払っていたことを報告し、カトラーの事務所に行くと告げる。トムの期待に反し、パティは引き止めもせず、あっさりと祝いの言葉を述べる。そんなとき、裏でフロビシャーに協力している原告団の1人、ラリーが、パティもう信用できないと仲間の不安をあおる。パティの解雇を決めた原告団はトムに弁護を依頼。引き受けたトムは、独立して仕事をすることを考え始める。 |
エレンは証言を得るためグレッグに近づく。召喚するのではなく、自ら協力するようしむけたいというパティの指示だった。グレッグはケイティに対する罪悪感をみせるが、監視の目に怯えていた。フロビシャーは、世間が抱いている自分の悪いイメージを払拭するために、自叙伝を出すと言い出す。相談を受けたフィスクは反対するが、聞く耳を持たないフロビシャーに、ゴーストライターとしてバーバーという売れない作家を紹介する。 |
グレッグは召喚状を受け取る。フィスクはグレッグを守るためホテルにかくまい、召喚状の無効申し立てを起こす。おびえるグレッグを足手まといに思うジョージは、申し立てが却下された場合は、思い切った手段を取ることをフィスクにほのめかす。しかし、グレッグによるフロビシャーと同日の株売却の証拠をパティが提出し、召喚は認められることに・・・。 |
フロビシャーと通じている原告団のラリーは洗車場の仕事をクビになる。ラリーから約束の謝礼を払ってくれと頼まれたフロビシャーは、弁護士に聞いてみると答える。パティは原告団の一員からラリーに不審な点があると聞き、1億7500万ドルで和解に応じる用意があるとそれとなくラリーに告げる。フロビシャーからその金額を聞かされ、原告団にスパイを置いていることを知ったフィスクは怒って、2度と連絡を取らないよう警告する。 |
グレッグは実家にいるケイティを訪ね、釈明のチャンスを求める。ケイティは警察に通報しようとするが、「ニューヨークに連れ戻されれば殺される」というグレッグの言葉を聞いて思い直す。グレッグはすべてを話した後、ケイティが眠っている間に告白ビデオを録画する。そして多額の小切手を置いて立ち去ろうとするが・・・。 |
パティのもとにグレッグがひき逃げにあって死亡したという知らせが入る。パティはフィスクと交渉し、フロビシャーの宣誓証言は3日に渡って行われることになる。事務所中が準備に追われるなか、突然パティに宣誓証言の担当から外されたエレンはショックを受ける。 |
パティはエレンが置いていった調査ファイルに感心し、自宅を訪ねる。エレンはその情報を利用してジョージを追い詰め、フロビシャー追及の材料を得るよう告げる。パティはジョージに接触できるのはエレンだけだと言い、解雇撤回を申し出る。エレンは復職を断るが、原告団のために交渉役を続けることを承諾。エレンに脅されたジョージは、フロビシャーは無理だが、別の人物を売り渡す約束をする。 |
パティから電話で呼び出されたエレンは、デービッドにウソをついて事務所へ。フィスクの遺体を前にしたパティを見つけ、目の前で自殺したと知らされる。パティは脅迫材料にした書類が入ったファイルをエレンに預け、フィスクが事務所に来た真の理由を誰にも知られないようにと告げる。フロビシャーはフィスクの自殺に激しいショックを受けるが、自分あてに残された手紙からグレッグの告白ビデオの存在を知る。 |
エレンの自宅でグレッグの告白ビデオを見つけられなかったリックと仲間は、パティの自宅を捜しに向かうが、血まみれで飛び出してきたエレンを目撃し中止することに。自宅に駆けつけたエレンを待っていたのは、血の付いたブックエンドと、デービッドの死体だった。そのころ、ひとりで車を走らせるパティは、35年ぶりにある墓地を訪ねていた。エレンは、デービッド殺害容疑を晴らしてくれたらグレッグのビデオを渡すとパティに交換条件を出す。 |