LaLa TV

海外ドラマ

パティVSエレン 女の対決を制するのはどっち!?

現在と過去の時間軸が交錯するフラッシュバック、衝撃的な結末から幕を開けるストーリー展開、謎が謎を呼ぶ、どんでん返しの連続、訴訟の裏側に張り巡らされた陰謀などなど、とにかく見どころが満載の『ダメージ』。その中でも、やはり一番の注目ポイントは、主人公であるパティとエレンの火花散る女の対決だろう。

訴訟に勝つためなら手段を一切選ばず、違法行為も辞さない冷酷無情なカリスマ弁護士パティ。その言動は全てが計算ずくで、巧みな心理作戦によって周囲の人間を意のままに操っていく。

一方のエレンは正義感の強い理想主義者で、法律の世界においてはまだまだ素人同然の新米弁護士。誰に対しても率直に意見を述べ、何事にも体当たりで挑んでいく一本気な女性。他人をいたわる優しい心を持ち、自分の仕事を通じて少しでも世の中を良くしたいと考えている。

このように、まるで水と油のごとく正反対の個性を持つ二人。当初は期待と理想を胸に弁護士事務所へ入ったエレンだったが、法律の現場における過酷で理不尽な現実を次々と目の当たりにする。そればかりか、パティに認められようと頑張れば頑張るほど、次々と負のスパイラルへと巻き込まれていくのだ。

信じた相手に裏切られ、騙され、傷つけられていくエレン。いつしか、彼女の心の中にはパティと同じような冷酷さが芽生えていく。

そんなエレンを言葉巧みに操るパティ。時には慣れない仕事で緊張する彼女をジョークで和ませ、傷ついた彼女に優しい言葉をかけて慰め、必死で頑張る彼女に励ましのエールを送る。しかし、全てはエレンを自分の策略に加担させるための演技。満面の笑顔の中で冷たく光るパティの瞳はぞっとするほど恐ろしい。

やがて、パティの言動を目の当たりにしながら、自分も彼女に利用されるだけの捨て駒に過ぎないのではないかと気付くエレン。それでも、パティの言葉には説得力と現実味があり、どれが本心でどれがウソなのか全く分からない。本当は善い人間なのではないか?と思うような瞬間すらあるほどだ。しかし、この混乱こそが、さらなる悲劇へとエレンを引きずり込んでいくのである。

客観的に見るならば、エレンは稀代の悪女パティに利用された挙句、破滅へと追いやられていく被害者と言えるだろう。しかし、それで終らないのがこのドラマの真骨頂だ。

頭脳明晰で学習能力の高いエレンは、ある意味でパティを上回るような凄腕の策士へと成長。利用する者と利用される者の立場が逆転していく後半の展開は鳥肌ものの面白さだ。果たして最後に騙されるのは誰なのか?是非とも、ドラマ本編を見て確認していただきたい。

© 2007 Sony Pictures Television Inc. and Bluebush Productions, LLC. All Rights Reserved.


Copyright © LaLa TV. All rights reserved.