



このドラマでは、デスパレート(desperate)=「崖っぷち」と訳されているが、実はスーザンのように「なんでも欲しがる状態」、リネットのように「やけっぱちな状態」、ブリーのように「病的なほど神経質すぎる状態」、ガブリエルのように「欲求不満な状態」などを表す際にも使われる単語なのである。
自殺にまで追い込まれたメアリー・アリスの「ぎりぎりな心情」も、崖っぷちな女たちが愛する男たちの「必死な生き様」も、全て「デスパレート」と表現することができるのだ。このドラマの見どころ、それはズバリ!一人一人のデスパレートぶりなのである。
コメディでありながら、時には過激なシーンやトークが炸裂するのもこの作品の大きな魅力。特に愛憎がらみのシーンでは、欲のおもむくまま常識を外れた過激な行動に出る主人公たちが見事なまでに描かれており、見るものをスカッとさせてくれる。
また、主人公4人が楽しみとしているポーカーゲームで繰り広げられる中年主婦ならではの「怖いものなし」井戸端本音トークが、過激な行動へと火をつけることも多く、登場人物の「言葉」一つで物語りが大きく変化するため、彼らの言動から目が離せなくなる。
ガブリエル演じるエヴァ・ロンゴリア以外、40代であるメインキャストたちの個性溢れるお洒落なファッションも大きなみどころ。 スーザンのナチュラル・ファッション、ブリーの隙のないマーサ・スチュワート的ファッション、リネットの子育てママさんファッション、イーディのセクシー・ダイナマイトなファッション。
方向性は違うが、みな色気が出ているのが特徴。嫌味なイメージは一切なく、無理をしていたり、若作りをしているようにも見えず、中年女性が憧れる「まだまだイケる」ファッションの「お手本」として、ファッションに敏感な全米の女性の注目を集めている。