LaLa TV

MCクリス・ペプラーさん (以下「ペプラー」):

さあ皆様、お食事はいかがだったでしょうか?ここで今回のロビン・フッドと同様に、非常にセクシーなゲスト、セクスィー部長・色香恋次郎でブレイク中の俳優・沢村一樹さんをお迎えして、楽しいお話を聞かせていただこうと思います。
まず簡単に沢村さんのプロフィールをご紹介いたします。

 

img

ダンディーな司会ぶりが冴えるクリス・ペプラーさん

1967年7月10日生まれの41歳。出身は鹿児島県鹿児島市。モデルとして活躍後、1996年に俳優デビューを果たしまして、数々のドラマ、映画にご出演。10月25日から公開となった映画『センター・オブ・ジ・アース 3D』の吹き替えを担当されて話題を呼んでおります。
最近では、飾らない人柄の楽しいトークが評判を呼び、様々なジャンルの番組でも大活躍されています。そしてNHK『サラリーマンNEO』のセクスィー部長・色香恋次郎役でさらに人気に火がつき、紅白歌合戦の応援隊として出場も決まっております。クールな役から二枚目役、そしてコメディなど、なんでもござれのマルチな演技派俳優として、最注目されてる沢村さん。 それではご登壇いただきましょう!
今夜のゲスト、沢村一樹さんです!

 

沢村一樹さん(以下「沢村」):こんばんは。よろしくお願いします!

ペプラー:さあ、とういうことで、セクスィー部長!今日のご気分はいかがですか?

沢 村:こういう華やかな場に呼んでいただけて嬉しいです!

ペプラー:そうですか!さわやかですよね、沢村さん!

沢 村:ええ、見た目「だけ」は立派にさわやかです。 (会場 笑)


ペプラー:今回、『ロビン・フッド』が日本初上陸なんですが、沢村さんは何話かご覧になりましたか?

沢 村:ええ、観させていただきました。

ペプラー:いかがでしたか?率直なご感想を。

沢 村:面白かったです!今日皆さんは第1話をご覧になるんですよね、この後。

ペプラー:そうですね、これから第1話をご覧いただきますね。

沢 村:実は、・・・第2話からが面白いんですよ!

(会場 笑)

ペプラー:第2話からですか(笑)!

沢 村:最初は登場人物の紹介でね。第2話からが面白いんですよねぇ・・・

(会場 笑)

 

 

img

ペプラー:沢村さんが一番魅かれたところはどこですか?

沢 村:僕はロビン・フッドというキャラクター自体、そんなに詳しく知らなかったんです。それに今回のロビンは、ちょっとワイルドで、ダーティーなイメージもあると聞いていたんですけど、ものすごく誠実な人柄でしたね。ちょうどこの『ロビン・フッド』を観させてもらう前に、読んでいた本と重なるんです。

稲盛和夫さんの『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』という、西郷隆盛の言葉について書かれた本なんですよ。仕事を進めていく上では、策略や姑息(こそく)なことをするな、という内容の本なんですけど、ロビン・フッドはそれを地で行っているキャラクターだなと思いました。 できるだけ相手をだまさずに、正々堂々と正面から戦って、物事を解決していく姿。素晴らしいなと思いました。


ペプラー:良い意味で、ちょっと卑怯(ひきょう)な部分もありますけどね。

沢 村:そうですね。そのへんの人間臭さが、逆にうまくいかないところを作ってしまったりするんですけどね。こういう人が企業の社長だったりすると、部下が安心して付いていくんじゃないかなぁ。

ペプラー:多少間違いがあっても、付いていける、信頼できる、ということですね。他にも悪代官が出てきたり、脇を固めるいろいろな役者さんたちが出てますね。

沢 村:そうなんですよ。イギリスの俳優さんたちはやっぱり基礎がしっかりしている、というか、僕みたいにただの「エロス」じゃない・・・(会場 笑) そんな俳優さんがたくさんいらっしゃるので、悪役一人ひとりに味があるんですよね。憎ったらしいんですけど、でも味があるんですよ!観ててワクワクしてしまいますね。

 

 

img

沢村さんのセクシーなボケに、すばやくつっこむペプラーさん

ペプラー:そうですね。あと、マリアンという非常に気丈な女性も良い役ですね。今回のロビン・フッドはどちらかというと、結構「チョイワル」な感じなんですよね。いろんなところにちょっかいを出してるんだけど、マリアンのことだけは特別扱いしていますよね。ああいうマリアンのような女性はいかがですか?

沢 村:わりとぽっちゃりしてる方ですよね。だから最初は、「どうしてこの人がいいんだろ?」って思ったんですけど・・・

ペプラー:沢村さんとしてはタイプじゃないの?

沢 村:まあ、「色白ぽっちゃり」は・・・まあ・・・タイプではあるんですけど・・・

(会場 笑)


ペプラー:どっちですか?

沢 村:ああ、まあ、もうちょっと他に、いたんじゃないかな(笑)って思ったんですよ。
でも観ていくうちにね、やっぱり魅力的なんですよ。「かけがえのない女性」ってこういう人のことを言うのかな、って。

ペプラー:ああ、ちょっとぽっちゃりしてるのが良いんですね。

沢 村:(笑)見た目もそうなんですが、やっぱり中身がね。 キャラクターが、男性を支えていくというと、なんとなく影の存在みたいな感じがしますけど、 そうじゃなくて、こう、肩を並べながらも支えていく感じです。 とても素晴らしい女性ですね。

ペプラー:先ほど楽屋で沢村さんがおっしゃったんですけど、「女性らしい正義感」を持ってらっしゃると。

 

 

img

会場で配られた金貨チョコレートのおみやげ

沢 村:そう。女性ならではの正義感みたいなものですね。これまでの映画の『ロビン・フッド』に出てくる「おしとやかなマリアン」とは違って、活発な女性なんですけど、暴力的ではないんです。ほら、女性って物事を解決する時に、暴力には訴えかけないじゃないですか。
でも男性ってまだどこかで、いざとなったら力だぞ、って考えがあるんですけど。

そういう暴力的なものを一切考えない、本当に女性らしい正義感ですね。たとえば男性だと、僕は違いますけど(笑)、色欲とかに流されてしまったり・・・。あと、金銭欲に流されたりするんですよね。女性は比較的それが少ないと僕は思ってるので、そういった女性らしい正義感みたいなのを貫く姿が、とても美しいと感じましたね。

ペプラー:男より女性のほうが、崇高(すうこう)な生き物だな、と改めて思いますよね。男はバカですもんね〜。

沢 村:バカですね〜。僕が言うのも何ですけどね。


 

 

ペプラー:さて、そんな『ロビン・フッド』ですが、今シーズン3の撮影中で、世界50ヶ国以上で放映されてるんですけども、この魅力って何なんでしょうね?
だってイギリスの中世の物語じゃないですか。日本の我々には縁遠いといいますか、なじみが薄い話だと思うんですけれども。


沢村:そうですね。時代背景だったり、場所なんかも、僕らからすると、あんまりピンとくる場所じゃないんですよ。イギリスの森の中がどういう感じなのかも、ちょっと想像しがたいですよね。

img

会場のホワイエから見えたミッドタウンのイルミネーション

でもやっぱり世界のどこに行っても、正しいことと、そうじゃないことっていうのは、普遍的なものなのかな、というのを、これを観ていて感じましたね。子どものころには誰でも、これは悪いこと、これはしたらいけないこと、っていう善悪の判断がありましたよね。でも自分が実際大人になってみると、ちょっと小賢しい策を練ってみたりするじゃないですか。
でもそれが実は、物事を解決するには遠回りになるんだよ、っていうのをこの作品は教えてくれましたね。

 

ペプラー:なるほど!メッセージは実はシンプルなのかも知れませんね。ちょっと忘れがちだけれども、実はとっても大切なことですね。ストーリーはイギリスなんだけども、日本にも置き換えられますよね。日本の時代劇風の設定で考えると、あんまり違和感のない世界ですね。

 

沢 村:「助さん、格さん」と近いですよね!

ペプラー:悪代官も出てきますしね。「悪いやつら」がたくさんね。

沢 村:そうそう。英語では「シェリフ」ですけど、日本語訳では「代官」ってなってましたよね(笑)。

 

 

 

ペプラー:ところで今夜は『ロビン・フッド』にはじまり、イギリス国営放送・BBCの皆さんや、イギリス大使館の皆さんにもお越しいただいてますし、またディナーもイギリス伝統の料理をイメージしたものという、まさに「イギリスづくし」の夜ですね。そんなイギリスに対して、沢村さんはどんなイメージをお持ちですか?

沢 村:僕はイギリスというと・・・産業革命からの・・・

ペプラー:(笑)すごいところから持ってきましたね。産業革命ですか!

沢 村:何で産業革命かというと、僕が以前、美輪(明宏)さんと江原(啓之)さんに前世を見てもらったら、産業革命の頃にイギリスに住んでたと言われたんですよ。

(会場 笑)

img

つめかけた報道陣も沢村さんのセクシー談義に大笑い

ペプラー:ほお!

沢 村:イギリス人だったんです。

(会場 爆笑)

ペプラー:そうですか!

沢 村:そうらしいんですよね。何か戯曲を書いてたらしいんですけど、全然売れない作家だったらしいです。

ペプラー:へえ〜(笑)。

沢 村:僕は『エレファントマン』という映画がすごく好きで、その話を美輪さんにしたら「やっぱりね(笑)」って・・・

ペプラー:やっぱりね?!

沢 村:「そういう因果があるんですよ」って美輪さんがおっしゃったんです(笑)。

ペプラー:あの映画も、産業革命以降のイギリスが舞台ですもんね。
なるほど、そうですか。沢村さんはイギリスには、行かれたことはあるんですか?

沢 村:まだ行ったことないんですよ。


 

ペプラー:是非行ってみてくださいよ。行ってみて、もし「あ、懐かしい!」と思ったら、美輪さんは当たってた、ということですよね。

沢 村:そうですよね、もしかしたら前世の奥さんとの出会いがあるかも知れないですよね。

ペプラー:もしかしたら、「来たことがある」みたいなデジャヴュ的なことがあるかも知れないですね。

沢 村:ええ。大使館の方、どちらにいらっしゃいますか? (大使館の方々を見て)あ、よろしくお願いします!何か機会がありましたら!

 

 

ペプラー:(笑)。ところで沢村さん、「フッド・アカデミー」ってご存知ですか?
今回の役者さんたちは、その「フッド・アカデミー」で、弓矢とか、フェンシングとか馬術を習ったんですって。だからあんなに迫力ある演技だったわけですね。 沢村さんは、そういう馬術とかフェンシングなどのスポーツはやられるんですか?

沢 村:役者なんで馬には何度か乗ったことはあるんです。今もちょうど、馬に乗って稽古したときのアザが、とっても醜いアザがお尻にできてましてね。すりむけるんですよ、乗り方が下手なんで。もし良かったら今、見ます?

(会場 大拍手)

 

img

英国風コース料理とトークを十分に堪能したご来場のみなさま

ペプラー:会場、食いついてますね〜。

沢 村:意外と食いついてきますね〜。引くかな、と思ったんですけどね。あの、「フッド・アカデミー」ですよね(笑)。やっぱりドラマの役者さんたちはかっこよかったですよ、そういうところで稽古しただけのことはあって。日本で言うと「殺陣(たて)」になるんですけど、剣の使い方も今までの映画・ドラマとちょっと違っててね。

ペプラー:すごくスリリングですよね。そのあたりも見所ですね。

沢 村:そうですね。ところで主人公のロビンなんですが、そんなにクールな二枚目という感じじゃないですよね。

ペプラー:ちょっと二枚目半にも見えますね。でも母性本能を超・くすぐるタイプですね。

沢 村:うん、かっこいいんですよ、キュートでね。

ペプラー:僕の友だちとすごく似てるんですよ、トラヴィスって奴なんですけどね。そんな話はどうでもいいですね(笑)。

沢 村:そういえばちょっと「ブラピ」にも似てますね。

ペプラー:そうですね。「ブラピの再来」というふうにいわれてますからね。

沢 村:そうなんですか。知らなかった〜。

ペプラー:でも主人公の彼もそうなんですけど、イギリスの役者さんって、演技がうまいですよね。
何なんでしょうね?やっぱりシェイクスピアの国というだけありますよね。

沢 村:うまいですね〜。あの役の人も。ああ、言わないほうがいいかなぁ(笑)。
半ばの方で出てくる、超人的な強さを持ってる人がね、ちょっと精神も病んでる役なんですけど、その芝居がね、最高でした。

ペプラー:そうですよね。沢村さんはロビン・フッドとかぶるような気がするんですけど、いかがですか?

沢 村:僕は悪代官のところにいた「領主」の役かな?

ペプラー:あれが演りたい?

沢 村:いや、演りたくはないんですけど、たぶんオファーされるとしたら、あの役のような気がします。

ペプラー:そうですか?ロビン・フッドじゃないんですか?

沢 村:ロビン・フッドじゃない気がします。

 

 

ペプラー:そうですか。では、ロビンが女性に対する「チョイワル」な感じや、ロビンが女性に接するスタンスは、「セクスィー部長」から見てどうでしょうか?

沢 村:ハハハ(笑)。「セクスィー部長」から見ても、彼はうまいと思いますよ。

ペプラー:どこがうまいですか?

沢 村:「寸止め」なんですよ。

ペプラー:「寸止め」!きわどいですね〜。沢村さんが「寸止め」って言うと、ものすごい迫力がありますね!

沢 村:ハハハ(笑)。満足させないんですよ、完全には。

ペプラー:完全には!

 

沢 村:よく魚釣りに例える方がいるんですけど、魚を釣る時って、どうしてもエサに「食いつけ!食いつけ!」って思うじゃないですか。でもうまい人っていうのは、魚が来たな、と思ったら逃がすんですよ。

ペプラー:じらすんですね?

沢 村:そう、本物のエサって逃げるじゃないですか。食べられたくないから。だから魚が来たなと思ったら、スッと逃がしてやるんですよ。そういう恋愛術をロビンは持っているような気がします。

 

 

img

ペプラー:「セクスィー部長」としての沢村さんはどうですか?
やっぱり「じらし」ですか?

沢 村:僕はだめですね。すぐ満腹になりたがるタイプですね。

(会場 笑)

 

ペプラー:じらさないんですか?

沢 村:じらすのはあまり上手じゃないかも知れないですね(笑)。

ペプラー:なるほど!ところで「セクスィー部長」は、いまや大ヒットですね!
何でしょうね、あの「セクスィー部長」の色気ってどこから出るんでしょうね?

沢 村:肩の動きだと思います。

ペプラー:肩の動き?!ちょっと見てみたいですね〜。

(会場 拍手とざわめき)

沢 村:あの、びっくりする速さで動くんですよ。これ僕も「セクスィー部長」やって初めて気づいたんですけど。 しっかり見ててくださいね。ものすごく速いですからね。いきますよ。(肩をクネクネする)

(会場 大拍手)

ペプラー:わかる!いいですね!いいな〜!それはプライベートの時もやるんですか?

沢 村:ええ。プライベートでも、飲みに行って可愛い女の子にね、こうやって。(肩をクネクネする)

ペプラー:どうですか?イチコロですか?

沢 村:いや、全然だめですね(笑)。

 

 

img

デザートはトライフルなどの盛り合わせ。最後まで完璧に英国風

ペプラー:またまた〜。ところで沢村さんは自伝・エッセーが発売になりましたけども、これは昨日ですか?

沢 村:ええ。昨日(11月20日)発売になりました!

ペプラー:『サワ ムラムラ 日記』?

沢 村:『サワムラ2日記』と書かれてますが、『サワムラ日記』と読みます。
皆さん本を買うまでこの会場を出られないことになってますから。

(会場 笑)

『サワムラ日記』沢村一樹・著(小学館)¥1,365(税込)
ISBN-13: 978-4093637206


ペプラー:これはどういう内容なんですか?自伝として、生い立ちなどが書かれてるんでしょうか?

沢 村:そうですね。どうしてこんな人間になってしまったのか、という反省の意味も含めて(笑)。
皆さんに対する警告も含めて(笑)。一言で言うと、「薄っぺらい内容」になってます。

ペプラー:う、薄っぺらいんですか(笑)?

沢 村:内容的には薄っぺらいです。まず2時間もかからないで読めちゃう本です。

ペプラー:ほう。エッセーも、忌憚(きたん)のないサワムラ節が読めると。

沢 村:そうですね。なんとなくエキゾチックな匂いのするエピソードを、選んで書いてみたんですけど。まあ、一つひとつエピソードを書いて、出来上がるたびに一応カミさんには見せて、「これ載っけてもいい?」って聞いて。

ペプラー:奥様が最終ハードルなんですね。

沢 村:ええ、カミさんも関係する内容のことを書いたりしたもんで。

ペプラー:「これは絶対ダメよ!」って却下された内容もあるんですか?

沢 村:ハハハ。意外となかったですね。

ペプラー:そうですか。

沢 村:きわどいところを攻めてるんで(笑)。

ペプラー:そうですか。昨日発売ということですよね。『サワムラ日記』。絶賛発売中です!
今日この会場で買うまで出られませんので(笑)よろしくお願いします!はい、ということで、沢村一樹さんでした!
どうもありがとうございました!

沢 村:どうもありがとうございました!

(会場拍手)

 

ライター:吉本真一(あひる社)

カメラ:坂井竜治