招揺<ショウヨウ>#33
招揺<ショウヨウ>#33
琴シ嫣は柳滄嶺(りゅうそうれい)を助けるために路招揺(ろしょうよう)が犠牲になってしまったと罪悪感を抱いており、南山主、顧カン光に、沈千錦(しんせんきん)を救うために記憶を消したことへの後悔を尋ねる。その会話を聞いてしまった沈千錦は、顧カン光によって封じられていた記憶がよみがえるのだった。同じ頃、虚宗(きょそう)門の門主、江河(こうが)の前に意外な人物が現れ、江河は動揺するも、虚宗門へ迎え入れる。一方、招揺はレイ塵瀾の元へ戻るべく決死の覚悟をし、浄(じょう)池で血を洗おうとしていた。